食物繊維は体内には吸収されませんが、健康のためには重要な役割を果たしており、第六の栄養素ともいわれ注目されています。食物繊維は低カロリーで、肥満やさまざまな生活習慣病の予防に効果があります。また、腸内細菌により発酵・分解され、ビフィズス菌などの餌になり、腸内環境が改善されます。生活習慣病の発症予防の観点から考えると、成人では、食物繊維を一日24g以上、できれば1,000kcalあたり14g摂取するのが理想とされています。しかし、平成30年国民栄養健康調査によると、実際の摂取量は、20歳以上で一日に平均15.0g(75歳以上で一日に平均16.4g)しか摂取できていません。
※目標量として理想的な値と実際の摂取量の中間的な値をとって、成人男性は一日に21g以上(65歳以上は20g以上)、成人女性は一日に18g以上(65歳以上は17g以上)が設定されています。
[水溶性1]対[不溶性2~3]の割合で摂りたい食物繊維ですが、普段の食事だけでは不溶性に偏りすぎてしまうため、不足しやすい水溶性をより多く配合しています。
※ファイバー8.3g中
[水溶性≒5.28g] [不溶性≒3.02g]
オリゴ糖はブドウ糖よりもカロリーの低い甘味料で腸内環境を整える働きを持った機能性成分です。ヒトの消化酵素で分解されないフラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖を利用。ビフィズス菌を増やしたり、整腸作用や虫歯になりにくいなどの機能があります。
でんぷんでありながら、エネルギーになりにくく、整腸作用や生活習慣病の予防効果があるとされている食品中の成分であり、食物繊維の1種。消化酵素によって分解されにくいため、血糖値上昇が抑えられます。腸内細菌によって代謝されて短鎖脂肪酸に変えられます。